ITエンジニアの残業代請求における7つのポイント

ITエンジニアが残業代請求を検討する際には、IT業界特有の労働環境や規制を考慮する必要があります。

残業代請求を行う際に注意すべき6つのポイントについて解説します。

執筆者情報

弁護士 黒田 修輔 / 久保 直子

ともに弁護士経験15年以上と経験豊富であり、残業代請求に注力。
最新の判例なども踏まえた強い交渉力を強みとしている。

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弁護士 黒田 修輔 / 久保 直子

ともに弁護士経験15年以上と
経験豊富であり、残業代請求に注力。
最新の判例なども踏まえた
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目次

労働時間の正確な記録

ITエンジニアはプロジェクトやトラブル対応で、予定外の長時間勤務や深夜・休日の稼働が発生することが多いです。

出退勤の時間だけでなく、作業開始や終了の時間も細かく記録しておくと、残業代請求の際に有効です。

タイムカードがなくても、勤怠管理システムやメール、写真などで勤務時間を記録するようにし、後で証拠として使えるようにしておきましょう。

36協定と残業時間の制限

IT業界でも36協定(サブロク協定)を結んでいる企業が多く、月45時間年間360時間までの残業が基本です。

しかし、プロジェクトの納期やシステムトラブル対応により、制限を超えることもあります。

この場合、36協定に基づき適切な手続きを踏んでいるか、また特別条項付きの36協定を結んでいるかを確認する必要があります。

裁量労働制やみなし残業制の確認

ITエンジニア

ITエンジニアには裁量労働制や固定残業代(みなし残業)が適用されることが多いです。

これにより、あらかじめ設定された労働時間や固定残業代が支払われることがありますが、実際の残業時間がみなし時間を超えた場合には、追加の残業代が発生する可能性があります。

契約内容や就業規則を確認し、みなし労働時間を超えた分の残業代が請求対象になるかどうかを把握しておくことが重要です。

在宅勤務(リモートワーク)の労働時間

ITエンジニアはリモートワークが増えているため、在宅勤務の労働時間も正確に記録することが求められます。

出勤と退勤の記録が曖昧になりやすいので、勤務時間を具体的に記録し、特に勤務時間外での指示や対応があった場合、その内容をメモしておくと役立ちます。

リモート勤務時の通信ログやチャットの記録なども、労働時間の証拠として利用できます。

休日や深夜のトラブル対応

ITエンジニアはシステムのトラブル対応で深夜や休日に呼び出されることがよくあります。

法的には、深夜(22時〜翌5時)や休日の労働には割増賃金が発生します。

休日や深夜の対応が発生した際は、対応内容や時間を正確に記録し、その時間分の割増賃金を請求対象とすることが可能です。

証拠となる記録の確保

残業代請求には、労働時間や業務内容を証明する記録が重要です。

具体的には、勤務表やメールのやり取り、システムのログ、業務報告書などが有効です。

特に、プロジェクト進行状況やトラブル対応の指示・報告を残しておくと、残業の必要性や実態を証明する材料として活用しやすくなります。

弁護士への相談

IT業界は納期やプロジェクト進行に伴い残業代が未払いになるケースも見られます。

特に長時間労働が続き、会社と交渉が難しい場合は、労働法に詳しい弁護士に相談することも有効です。

ITエンジニアはプロジェクト単位での働き方が多く、納期やトラブル対応の都合で労働時間が変動しやすい職種です。

労働時間の実態に基づき、適正な残業代を請求するために上記のポイントを押さえておくことが大切です。

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